株式会社○○○○○
○○ ○○ 様
平素より弊社製品をご愛顧賜り、誠にありがとうございます。
本メールは、過去に弊社製品をご購入いただいたお客様、またはお問い合わせ・名刺交換等でご縁をいただいたお客様に向けて、弊社製品の最新情報をご紹介させていただく目的でお送りしております。
これから数回にわたって、当社の主力商品であるリングポンプについて説明します。今回は、主にリングポンプの構造について説明します。
➀
リングポンプの構造
リングポンプは、上の図に示すように、
逆Ω形状の凹みがあるベース
その凹みの内側に沿わせて配置されたチューブ
回転中心がずれた円筒状の偏心ローター
偏心ローターに挿入されたリング
回転軸がベースの凹みの円筒部中心になるように、
ベース裏面に取り付けられたモーター(図では、モーター本体はベースの裏に隠れて見えません)
チューブ、偏心ローター、リングを収めるためのふた部材
(図は、ふたを外した状態)
で構成されています。
偏心ローターの偏心量の一番大きなところ(図の回転軸の右側)で、リング
を介してチューブを押圧しています。
このような構成で、モーターを右回転(矢印方向に)させると、右のアニメ
ーションのように動き、押圧部が圧迫点1→圧迫点2→圧迫点3と移動する動
きを繰り返します。
モーターが回転し圧迫点が移動すると、押圧されていたチューブの吸入側で
はチューブの押圧がなくなり、
チューブは、その弾性で元の形にもどり、そ
の部分の圧力が低くなり液体を吸込みます。また吐出側は、圧迫点が移動す
ることによって液体が絞り出されるように吐出します。
➁
従来型チューブポンプ(ローラーポンプ)との比較
従来型チューブポンプは、
複数個の直径の小さい
ローラーで
、チューブをしごく仕組みでした。
リングポンプは、
直径の大きなリングで
、
緩やかに
チューブを圧迫する仕組みを採用。
上記の構造により、
従来型チューブポンプは、直径の小さなローラーでチューブを押すためチューブの変形が急激で、それに比べ、リングポンプは、直径の大きなリングで押すため
チューブの変形が緩やかです
。
従来型チューブポンプは、複数個(例えば上図では4個)のローラーが必要で、1回転に複数回(上図の場合は4回)チューブが押圧されますが、リングポンプは、チューブが押されるのは1回転に1回のみなので、
チューブへの負担が軽減されます
。
チューブへの負担はチューブ内面にもおよび、運転時間が長くなると圧縮と摩擦のため粉砕されたかけら(摩耗粉)が発生します。チューブへの負担が少ないリングポンプは、従来型チューブポンプに比べこの
摩耗粉の発生も少なくなります
。
これらの理由により、リングポンプはチューブの
長寿命化を実現したポンプ
となっています。
➂
リングポンプの特長
リングポンプは、そのシンプルな構造により、多くのメリットがあります。
チューブにやさしい設計で、
チューブの長寿命化を実現
。
構造がシンプルなので
小型化に適しています
。吐出量 30nL/min の超小型ポンプ(
RP-TX
シリーズ)も製品化しています。
チューブを常時閉塞する構造により、
自吸効果があり呼び水が不要
です。
チューブを常時閉塞する構造により、
逆止効果があります
。ただし吐出側にかかる圧力によっては、逆止効果はかならずしも完ぺきと言えませんので、
逆止弁の使用をお勧めします。
2~3連結のポンプも可能です。
多連にすることにより脈動の低減が可能
です。標準機種で、2連の
RP-2S
・
RP-WⅡ
・
RP-2GⅡ
シリーズ、3連の
RP-3S
シリーズを製品化しています。
適切なチューブ材質を選定することにより、各種液体の送液が可能
です。使用する液体を提供していただけたら、当社でチューブの耐薬品性試験を実施し、適切なチューブの選定をお手伝いしています。
今後も製品情報や活用事例など、皆さまのお役に立つ情報をお届けしてまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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